大相撲九州場所(福岡国際センター)の初日を翌日に控えた9日、小結若元春と幕内若隆景(ともに荒汐)が福岡県須恵町の部屋で稽古し、兄弟で三番稽古(同じ相手と続けてとる)をこなした。7番とった結果は、低く鋭い踏み込みが目立った弟の若隆景が5勝。初日前日は軽めの調整で済ませることも多い中で、意欲的に相撲をとった。若隆景は昨年手術した右膝の炎症で10月の秋巡業を途中離脱したが、回復は順調な様子。「九州に