登山初心者必見！疲れないペースの秘訣は心拍数にありと低山ハイカーが指南

低山ハイカーの英武ゆうが登場したウェブセミナーでは、「登山で疲れないペースの保ち方」について詳しく解説された。英武氏は、自身の経験をもとに、様々な登山者がペースの差で疲れてしまう場面について言及。「登山は楽しいものだが、早く歩く人に合わせようとして疲れてしまうのはもったいない」と語り、登山の楽しさを逃している可能性を示唆した。

英武氏は、登山の際には有酸素運動を意識することが重要であると述べ、「無酸素運動になっていないかチェックすることから始めてみましょう」と提案した。具体的には、心拍計つきのスマートウォッチを使用して自分の心拍数を確認することで、無酸素運動に切り替わらないようなペースを維持する方法を説明。「疲れない心拍数の出し方は、最大心拍数を出して、そこから60%を目安にすることが鍵」と話した。

さらに、英武氏は自身の例として、「傾斜8%のランニングマシンで心拍数をチェックしながらトレーニングを行っている」とし、実際にその方法で「1時間以上余裕で運動を続けられる」と自信を持って紹介。登山の場合は、その心拍数よりも低くなるため、「数時間は歩き続けられる」と述べた。登山中の休憩も効果的に取り入れつつ、ペースと心拍数の調整が長時間の移動を可能にする秘訣であると強調した。

「長く楽しく歩くために」とまとめた英武氏は、今後もウェブセミナーを通じて役立つ情報を発信していくと締めくくった。