【北京時事】外務省の岩本桂一領事局長は17日、北京で中国外務省のトウ励次官らと面会した。広東省深セン市の日本人学校の男児が男に刃物で切り付けられ死亡した事件について、改めて真相解明などを要請した。中国側は「司法手続きの中で明らかにされる」として、犯人の動機については言及しなかった。岩本氏は、6月に江蘇省蘇州市で起きた事件や深セン市の事件など日本人が襲われる事案が続いたことで、「在留邦人の不安が