日本ハムの伊藤はずるずると失点をした。二回から五回まで1点ずつ失い、打線にいい流れを呼び込めなかった。悔しそうな表情を浮かべて六回途中4失点で降板し、「ずっとランナーを出し続ける形だった。本塁打2本も余計」と反省した。9月下旬に新庄監督と、CSのどの試合で先発するか話し合い、互いに納得してファイナルステージ第1戦に決めた。温存されて臨んだ分、期する思いは強かった。「いくぞ、いくぞという気持ちが