首都圏で相次ぎ発生した強盗事件で、警察当局は匿名・流動型犯罪グループが関与したとみて、指示役の特定を急いでいる。鍵を握るのが携帯電話の解析だ。指示役は自らに捜査が及ばないよう、秘匿性の高いアプリを使い、闇バイトで集めた若者らに実行役や見張り役といった役割を分担させている。捜査幹部は「必ず穴はある。多くの携帯電話を押収し、解析でつなげていく」と語気を強める。警視庁と埼玉、千葉、神奈川各県警は9日