10月、長かった今年の夏もそろそろ息をひそめ、涼しい風が吹き始める季節となりました。星空を見上げると、夏と秋、2つの季節の空の目印と、惑星の輝きが見られます。夕方の西の空には金星が見られます。金星は太陽系の惑星の一つで、地上から見ると太陽と月の次に明るい星です。明るさは-3.9等級(※)で、「こと座」の1等星ベガの40倍程度の明るさです。【▲ 2024年10月中旬 20時頃の東京の星空(Credit: 国立天文台)】金星は内