『選挙』『精神』シリーズなどのドキュメンタリー映画で知られる想田和弘監督が12日、千代田区丸の内の日本外国特派員協会で行われた新作『五香宮の猫』(ごこうぐうのねこ)の記者会見に登壇し、猫を通じて人間社会を見つめる本作について語った。台本、ナレーション、BGMなどを排したドキュメンタリー「観察映画」第10弾となる本作は、27年間住んだニューヨークを離れ、岡山県瀬戸内市の小さな港町・牛窓に移住した想田監督