ソフトバンク株式会社は、独自のアンテナ技術を活用して、300GHz帯テラヘルツ無線を用いて、固定基地局から送信して、屋外を走行する車両が受信する実証実験に成功した。その距離は約140m。これにより、固定通信や近距離通信といった用途での活用が多く想定されているテラヘルツ無線のユースケースとして、走行する車両向けの高速通信という新たな用途の実現の可能性を示した。歩行者用デッキ(歩道橋)の基地局から、車道を走る受信