韓国統一省は6日、北朝鮮国民の意識や経済状況などをまとめた「北朝鮮経済・社会実態認識報告書」を発刊した。2013年から22年までの間に脱北者6351人を面接調査した結果をまとめたもので、北朝鮮国民の間で金正恩総書記とその一族による世襲的な支配に対する不満が膨らみつつあるとの見方が示されている。慢性的な経済難と配給網の崩壊により、市場での食料調達が日常化していることも分かった。この報告書の発刊を待つまでもなく