中国市場ではEV化の急進とともに現地メーカーの存在感が高まっている。今年4月に行われた上海モーターショーでの中国勢の躍進振りに、日系メーカー幹部は危機感を募らせていた(写真:AP/アフロ)「三菱自動車向けの仕事であまりにも多くの損失がかさみ、部品代の回収もままならない。債権の一部を放棄させられるという話すらある」。ある部品メーカーの幹部はそう憤る。「中国市場で大不振の三菱自、密かに進む撤退検討」で報じた