現役大学生の中岡和樹(仮名・20歳)さんは、第一種奨学金を毎月5万4000円、第二種奨学金を毎月2万円借りて、都内の私立大学に通う大学生。中流家庭出身の普通の子が語る、リアルな不安とは?(写真:mits/PIXTA)これまでの奨学金に関する報道は、極端に悲劇的な事例が取り上げられがちだった。たしかに返済を苦にして破産に至る人もいるが、お金という意味で言えば、「授業料の値上がり」「親側におしよせる、可処分所得の減少