上半期のグランプリとして年末の有馬記念と対をなす存在だが、秋の古馬中距離路線が天皇賞(秋)、ジャパンC、有馬記念とある程度定まっているのと対照的に、宝塚記念に至るローテーションはバラエティに富む。様々な臨戦過程の馬が一堂に会するのが宝塚記念の面白さであり、また難しさでもある。 1.前走の4角位置に注目 過去20回で、データのない前走海外組を除き、前走の4角を1番手で通過していた馬は[4-2