缶チューハイ市場に最後発で参入しながらシリーズ累計販売本数175億本超(250ml缶、2022年3月末まで)の大ヒット商品となったキリンの「氷結」。ベース酒にウオッカを採用したり、特殊なアルミ缶を採用するなど当初から画期的な商品だったが、じつは「氷結」は子会社の社員が開発した商品だった。保守的な伝統企業のなかにあって、それまで光が当たらなかった“異質な人材”を活かし、この革新商品の開発を成功に導いたのは、「一