※この記事は2010年05月31日にBLOGOSで公開されたものです近日中に民主党の小沢一郎幹事長が「平成の悪党」になるような予感がする。ここで筆者が言う「悪党」とは、犯罪者という意味でない。南北朝時代の南朝の忠臣・楠木正成が「悪党」と呼ばれたことを念頭に置いている。手元にある『岩波古語辞典』(1974年版)で「悪党」を引くと、(13頁)と説明されている。「悪党」とは、既成権力に対抗する強い武士の集団のことだ。