全国で唯一、男女別定員制が導入されている都立高校の一般入試。その合格ラインが男女で大きく異なっていることから、制度の見直しを求める声が高まっている。2018年には、複数の大学の医学部入試で、女子の合格ラインを男子に比べて厳しくしていたことが発覚し、元受験生らが大学を相手取り、訴訟を起こしている。その弁護団の有志が、都立高校の入試に関する意見書を公表し、東京・霞が関の文科省で6月28日、記者会見を開いた。