東北地方を代表する戦国大名と言えば、伊達政宗(だて まさむね)を挙げる方が少なくないと思います。「あと十年早く生まれていれば、天下が奪れた」と評された活躍ぶりもさることながら、ことさら人目を惹くのが「独眼竜(どくがんりゅう)」の二つ名の元になった隻眼(せきがん。片目)。失明した右目に眼帯代わりの鍔(つば)を当てたビジュアルが人々に強烈なインパクトを与えましたが、どうやら政宗が眼帯を使用していたこと