韓国観光公社の統計によると、2019年に海外に出国した韓国人は2871万4251人だった。海外旅行が自由化された翌年の1990年には156万人だったが、急速な増加を続け、2005年に1000万人、2015年には2000万人を突破した。韓国の人々にとって、海外に出ることはもはや特別なことではなくなった。一方の北朝鮮だが、依然として海外への出国は夢のまた夢で、一生に一度あるかないかのビッグチャンスだ。その数少ないチャンスに恵まれる人々