職場のパワハラ防止について、厚労省の有識者検討会で話し合いが進んでいる。パワハラ対策は必要で一致しているが、その度合いについて、企業の義務として法制化を求める労働者側と、慎重な対応を求める企業側とで意見が割れている。3月16日、9回目の検討会が開かれ、これまでの議論をまとめた報告書案が提示された。パワハラ対策として5段階の方向性が記されているが、検討会としてどれを推すのか、報告書案巻末の「まとめ」の項