2011年にユッケなどを食べた5人が亡くなった「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件をめぐり、遺族や被害者ら9人が、運営会社と元社長らに約2億円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は3月13日、運営会社の責任を認めて、約1億6000万円の支払いを命じる判決を下した。元社長らについては予見可能性がなかったとして、個人に対する請求は棄却した。この判決を受けて、原告とその弁護団が、東京・霞が関の司法記者クラブで会見を開いた