いわゆる「大崎事件」で福岡高裁宮崎支部が3月12日、再審を認める判断をしたことを受け、日弁連の中本和洋会長が記者会見を開き、「特別抗告することなく、速やかに今回の決定を確定させるよう強く求める」と検察に要望した。大崎事件は冤罪の可能性があるとして、日弁連が支援している全12事件のうちの1つ。仮に検察側が特別抗告すれば、最高裁で再度判断されることになる。年単位の時間がかかることが見込まれるが、冤罪を主張す