タクシー大手・国際自動車で2015年まで、実質残業代が出ない制度が採用されていました。一部の運転手が「これはおかしい」と未払い残業代を求め裁判を起こしましたが、東京高裁(差し戻し審)は2月15日、問題なしと判断。原告の運転手らは即日上告しました。この制度の特徴は、売り上げに応じて支払われる歩合給から、残業代と同じ額が差し引かれるところにあります。実質「残業代ゼロ」ですが、名目上は労働基準法の基準をクリア