超低金利が定着し、機関投資家としての運用益にばかり頼れなくなった生命保険各社。「入っておくと将来安心です。今のうちに是非」などと、必死に加入者を増やす営業を続けている。なかには「生命保険は控除の仕組みがあり、お得です」と税制上のメリットもしっかりおさえて営業トークを続ける社員もいるようだ。だが、ちょっと立ち止まって考えたい。「生命保険料控除」というものは、金額に上限があるということ。多額の保険料を