物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月と比べ0.2%増となったことが、厚生労働省が発表した17年10月の勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)で分かった。10月の一人当たりの平均現金給与総額は26万8392円で、前年同月比が0.6%増となった。現金給与総額のうち、きまって支給する給与は0.7%増の26万2130円で、所定内給与は0.7%増の24万2365円、所定外給与は0.2%増の1万9765円。特別に支払われた給与は、0.5%減の62