物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月と比べ0.1%減となったことが、厚生労働省が発表した17年9月の勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)で分かった。9月の一人当たりの平均現金給与総額は26万7427円で、前年同月比が0.9%増となった。現金給与総額のうち、きまって支給する給与は0.7%増の26万1056円で、所定内給与は0.7%増の24万2143円、所定外給与は0.9%増の1万8913円。特別に支払われた給与は、11.6%増の637