スペインの中央に位置する世界遺産の街トレド。三方をタホ川に囲まれた小高い丘の上にそびえるこの城塞都市はその地形が見方をし、難攻不落の都市とさえ言われていました。中世にはキリスト教とイスラム教の文化が入り混じり、それはやがてスペイン文化の中心となります。歴史の授業でも勉強したレコンキスタによりイスラム権力がこの地から退いた後も、イスラムの文化や技術はなおも受け継がれ、他にはないこの街独特の個性を作り