人材育成の問題点として「指導する人材の不足」を挙げる企業が7割に上ったことが、厚生労働省の能力開発基本調査で分かった。2015年度の調査結果によると、人材育成に問題があると回答した事業所は71.6%。問題点の内容には「指導する人材が不足している」(53.5%)、「人材育成を行う時間がない」(49.1%)、「人材を育成しても辞めてしまう」(44.5%)が多く挙がった。正社員に対してキャリア・コンサルティングを行う