厚生労働省が発表した1月の毎月勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)によると、現金給与が3カ月ぶりに増加した。物価変動の影響を除いた実質賃金もプラスとなった。1月の一人平均現金給与総額は前年同月比0.4%増の26万9762円で、3カ月ぶりに増加した。現金給与総額のうち、きまって支給する給与は前年同月と同水準の25万6611円で、所定内給与は0.1%増の23万7309円、所定外給与は1.3%減の1万9302円。特別に支払われた給