ダービー制した内田「ドルトムントらしくない」

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[9.27 ブンデスリーガ第6節 シャルケ2-1ドルトムント]

 ブンデスリーガは27日、第6節2日目を行い、DF内田篤人の所属するシャルケはホームでドルトムントに2-1で競り勝った。前節のブレーメン戦(3-0)で今季初出場を果たした内田は2試合連続のフル出場。チームもルールダービーを制して2連勝となり、「ダービーが大事というのは分かっていること」と素直に喜んだ。

「お互い勝ち点がそれほど拾えていない中での試合だったので、勢い付くという意味では大事な試合だった」。今季初勝利を飾ったブレーメン戦に続く連勝。「押し込まれると(相手に)勢いが付くし、極力、前に相手を押し込みたいなという気持ちもあった」と、内田自身、立ち上がりから積極的にプレーし、チームも前半10分、23分とセットプレーから2点を奪った。

「ラッキーと言ったらあれですけど、ドルトムントらしくないというか。強いチームはセットプレーでやられない雰囲気はありますけどね」

 直後の前半26分に1点を返されたが、後半もMF香川真司を投入して反撃を強めるドルトムントの攻勢に耐え、2-1で逃げ切った。「前半に1点取られちゃったけど、ダービーだから勝てばいいかなと」。内田の復帰とともに調子が上向きのシャルケ。ダービーを制し、さらに勢い付くか。