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白熱灯や蛍光灯、LED電球など、私たちは様々な光に囲まれて生活しています。その中でも、LED電球は長持ちすることなどから近年注目を集めています。皆さんの中にも「次はLEDに替えよう」とお考えの方は多いのではないでしょうか。では、実際のところLED電球はどれほど普及しているのか、今回、マイナビ賃貸では500人を対象に、家庭でのLED電球使用について調査しました。

■7割の人が使用していないと回答Q あなたの部屋の電気はLED電球ですか?

 はい……:24.4% いいえ……:75.6%

LED電球を使用していると回答したひとは約2割と、家庭でのLED電球使用率はまだまだ低いことがわかりました。「LED電球を使用している」と回答した人に良い点を聞いてみたところ、最も多かったのは「寿命が長い」(27歳/女性/医療・福祉)「電気代が抑えられる」(32歳/男性/運輸・倉庫)といった回答でした。その他にも、「電球が熱くならない」(24歳/男性/小売店)「天井が高いマンションだから、変えなくていいのがよい」(37歳/女性/情報・IT)といった回答もあり、LED電球には多くの利点があることがわかりました。

また、現在はLED電球を使用していないという人に「今後LED電球に替えたいと思いますか?」と聞いたところ、約7割の人が「替えたい」と回答。注目度の高さがうかがえます。一方で、「替えたくない」と回答した人に理由を聞いてみたところ、

「賃貸の備品なので、勝手に変えられない」(35歳/女性/マスコミ・広告)「LEDは蛍光灯などに比べると高価なため」(33歳/男性/情報・IT)「LED照明に対応した灯具に変える必要があり、コスト面で厳しい」(34歳/男性/金属・鉄鋼・化学)「初期費用が高く、元が取れるほど今の部屋に住むかどうかはわからない」(35歳/女性/医薬品・化粧品)

といったように、物件によってLED電球に対応していないことや、使用環境を整えることにコストがかかることが移行のネックになっているようです。

今回の調査で、多くの人がLED電球に興味を示していながら、初期コストの高さなど簡単に替えられない事情があることが明らかになりました。とはいえ、長寿命で電気代も抑えられ、長く使うほどお得になるなど利点も多いLED電球。物件によっては使用できないケースもあるので注意が必要ですが、お部屋のタイプに合わせてうまく活用していきたいもの。お部屋選びの際にも、照明がLEDに対応しているかどうかは、ひとつのポイントになるかもしれませんね。

調査時期:2014年5月27日〜5月29日調査対象:マイナビニュース会員調査対象数:500人調査方法: 回答者限定ログイン式アンケート