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ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は10日、PlayStationゲームのストリーミングサービス「PlayStation Now」(PS Now)のオープンベータサービスを7月31日に開始すると発表した。対象機器はPlayStation 4(PS4)で、対象ユーザーは米国(アラスカ・ハワイを除く)、およびカナダ在住のユーザー。

提供開始時点での対象機器はPS4のみだが、2014年中にPlayStation 3(PS3)およびPlayStation Vita(PS Vita)、北米と欧州で2014年秋に発売予定のPlayStation TV(PS TV、日本ではPlayStation Vita TVとして発売済み)にも拡大する予定。

また、2014年に米国で発売されるPS Now対応のソニー製液晶テレビ「BRAVIA(ブラビア)」でも、2014年中をめどに米国とカナダでプライベートベータサービスを開始する。欧州および日本におけるサービス提供は現在準備中という。

対応タイトルは、PS3向けを100本以上用意する。料金はレンタル製で、価格帯は2.99USドル〜19.99USドル程度(約305円〜約2040円)。定額制の導入も予定している。

PlayStation Nowは、PlayStationのゲームをストリーミングでプレイできるサービス。ゲームはクラウド上で動作するため、ゲーム機やテレビなどの対応端末にはプレイ画面のみがストリーミングで表示される。これにより、複数のデバイスで手軽に最新状態のゲームプレイが可能となる。