Xbox One『Halo:The Master Chief Collection』発表。1080p 60fpsで4作収録、Halo 5ベータと実績4000つき

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一時間半すべてゲームコンテンツ発表だった Xbox E3 2014 メディアブリーフィングより。マイクロソフトが Halo 1から4のXbox One リメイク『Halo:The Master Chief Collection』を正式に発表しました。2001年に初代Xbox で発売された第一作 Halo: Combat Evolved から、2012年のXbox 360タイトル Halo 4まで全4作をグレードアップしたグラフィックと1080p 60fps描画で収録するとともに、2015年のHalo 5につながる序章と終章、リドリー・スコットが手がける実写版シリーズ Halo: Nightfall、そして年末実施予定の Halo 5 マルチプレーヤベータ参加権までを収録した、リメイクながらお祭り騒ぎ的なタイトルです。さらに、一本のゲームでありながら実績は4作品4000ポイント分を含みます。発売はHalo 2の十周年にあたる11月11日、価格は59ドル。 マイクロソフトにとって、マスターチーフコレクションは2015年発売予定の最新作 Halo 5: Guardians への場つなぎであると同時に、第一作 Halo: CEから数えて13年に渡るシリーズ全体に新たな生命を吹き込み、現役ゲーマーのみならずかつてのファンや新しい世代のゲーマーにも拡大させることを狙う戦略タイトル。Xbox の象徴ともいえるHalo シリーズの今後に向けて土台を固めることで、出だしの普及台数で差を付けられたXbox Oneプラットフォームの命運にも影響を与える作品です。 メディアブリーフィングで挙がった仕様は:Halo 1(アニバーサリーエディション)からHalo 4までを1080p 60fpsで収録旧作だけでなく、Halo 4も含めてオリジナルよりグラフィックが向上。高精細化や影、反射や光源処理など。(対戦などに影響する) ゲームエンジン部分はオリジナルのまま。10周年にあたる Halo 2 はグラフィックが大幅強化されたことに加えて、ムービーデモを現在の技術でリメイク。担当はBlur Studio。4作品は個別タイトル扱いではなく、ひとつの統一インターフェース「マスターメニュー」を通じて行き来できる。全ステージは最初からアンロック済み。旧作を最初から順にプレイしなくても、特定のミッションやボスを選んで遊べる。4作品をまたいで、お気に入り場面を「プレイリスト」として編集可能。有料DLCを含むマップを完全収録。マルチプレーヤーマップ数は総計100以上。Halo 5につながる新作プロローグ / エピローグムービーを収録 (Blur Studio)。Halo 5の新キャラクターを導入する実写版 Haloシリーズ Halo: Nightfall。2014年末に実施予定の Halo 5 マルチプレーヤーベータ参加権。実績は4作品計4000ポイント。などなど。Halo 4でいろいろあった(ネタバレ回避)のち、主人公マスターチーフが過去を振り返る体裁で構成されています。プロローグとエピローグには Halo 5 の新キャラクターも登場するなど、リメイクバンドルでありながら物語的にも4から5のツナギ役を担う作品です。実写シリーズ Halo: Nightfall のスタッフはプロデューサーがリドリー・スコット、監督はリメイク版バトルスター・ギャラクティカや Heroes などの Sergio Mimica-Gezzan。Halo: Nightfall はマスターチーフコレクションでデビューと表現されていますが、ナイトフォールは複数エピソードからなるシリーズになるという以外、リリーススケジュールや放映方式などが明らかになっていないため、マスターチーフコレクションを買うと映像が含まれるのか、視聴権なのか etc はまだ分かりません。参加権が付属する Halo 5 マルチプレーヤベータは、2014年末に実施予定。こちらは Halo 5 のマルチプレーヤモードから一部の仕様やゲームプレイをプレビューする内容で、動画ではアリーナでさまざまなアーマーアビリティを活用する Red vs Blue 的なゲーム内容が描かれています。