コンビ結成から16年間にも渡る長い下積み期間を経て、2012年の『キングオブコント』で念願の優勝を果たしたお笑い芸人・バイきんぐ。しかし、今春からスタートしたお昼の情報番組『バイキング』(フジテレビ系)が、彼らを苦しめているようだ。

24日放送の『JUNK おぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ)で、お笑い芸人・バイきんぐがゲスト出演した。メインパーソナリティを務めるおぎやはぎは、今春スタートした情報番組『バイキング』の水曜日MCを務めている。

バイきんぐ・小峠英二は、『笑っていいとも!』の後番組が『バイキング』という名前だということを知った際には「あまたある単語のうちから、なぜ“バイキング”を選んだのか」と困惑したという。さらにどこに行っても、「『バイキング』にバイきんぐが出ていないのはなぜだ?」と愚問を投げかけられる。番組側も名前を決めるときに自分たちのコンビ名を連想していたはずなのだから、レギュラーにして欲しかったと本音を明かした。しかし、矢作兼は、「『バイキング』にバイきんぐが出演するとややこしくなる」と指摘し、改名するように勧めた。すると小峠は、「(改名しないといけないような事態になれば)フジテレビと全面戦争する」と名前を変える気はないようだ。

『笑っていいとも!』の後番組ということで、世間の注目が集まる中でスタートした『バイキング』。始まってみると視聴率が低迷していることが逆に話題となっている様子をみて小峠は、心の奥底で「ざまない」と思うこともあるようだ。『バイキング』で、バイきんぐの「なんて日だ!」を聴ける日は来るのだろうか。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)