発言はどうなのか

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グラビアアイドルの手をつかんだ後、テレビに「放送自粛」と表示されて――。お笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔さん(33)が、ツイッターなどで話題になったシーンについて、ラジオ番組で「真相」を明かした。

話題になったのは、テレ朝系で2014年4月15日夜に放送されたバラエティ番組「ロンドンハーツ」の企画だった。

突然映像が消えて、「放送自粛」の表示

アイドルらが芸人に近づいてドッキリを仕掛けるもので、メールを道具に使うため「マジックメール」と名付けられている。村本大輔さんに対しては、グラドルの今野杏南さん(24)が仕掛け人になった。杏南さんは、ウーマンラッシュアワーの2人と新番組を始めるという設定で大輔さんに近づき、ラインで「一番タイプなんです」などと誘った。

収録前の待合室とされた場所で、杏南さんと2人きりになった大輔さんは、「僕のこと好きなんですか?」と詰め寄った。躊躇する杏南さんに対し、大輔さんは耳元に近づいて、「どうされたいんだよ?」とささやく。キスを迫って失敗すると、今度は手をつないでみせた。さらに、大輔さんは、周囲を見回してだれもいないことを確かめると、何らかの行動に出ようとした。

そのとき、突然映像が消えて、「放送自粛」の表示になった。そして、「衝撃のゲス行動でした」と注釈が入っただけで、説明もされなかった。

放送後には、ツイッターなどで「村本なにやったんだよw」と話題になり、放送自粛になった行為について憶測も流れた。これに対し、大輔さんは、ニッポン放送で18日未明にあったラジオ番組「ウーマンラッシュアワーのオールナイトニッポン0」で、「真相」をぶちまけた。

大輔さんは、「次、ロンドンハーツ出られなくていいですよ」と前置きしたうえで、「あんとき、杏南ちゃんの手つかんで、自分の股間触らせてました」と漏らしたのだ。

今回も「炎上商法」?しかし、批判は多く

この発言に、相方の中川パラダイスさんは、「最悪やな、おい」と絶句した。そして、「モザイクかかってよかったわ。自粛せえへんかったら、あんた芸能界から消えてたかもしらんね」とつぶやいた。

これに対し、村本大輔さんは、番組ではカットされていたこととして、股間を触らせる前には、今野杏南さんが「好きなんです」「メチャクチャにしてほしいんです」と挑発していたと釈明していた。

杏南さんは、全力で手を引くなど嫌がったともしたが、実際は、どのように感じていたのだろうか。

放送後のブログでは、収録後に大輔さんと撮ったというピースサインの記念写真を載せており、ツイッターでも、心配する声に「私は大丈夫です?笑 とても楽しい方でした」とつぶやいている。ちなみに、放送日は、杏南さんが書いたという官能小説「撮られたい」の発売日でもあった。グラドルとカメラマンの禁断の恋を描いたといい、メディアのインタビューには「変態なことを頭の片隅で妄想している」とも語っていた。とすると、番組出演が話題になったことは、小説を売るうえでもプラスになっていたようだ。

一方、大輔さんも、自ら「炎上商法」をウリにしていることをツイッターで公言している。今回の騒ぎで、ネットの検索ワードで上位に入ったことを喜ぶツイートをしており、批判に対しては、「おれはアイドルに手だせる芸能人、君はアイドルの画像でシコシコしてる一般人♪格差イェーイ♪」「うるせぇ!ネクラ!オチコボレ!ブタ!ブス!」などと、さらに炎上を煽っているようだ。

こうしたやり方については、ファンから応援の声はあるが、厳しい指摘が多い。股間を触らせたとぶちまけたことについても、「これ、本当だとしたら洒落になってない」「こういうゲスいのとか女性が恐怖を感じるようなことしてしまうやつダメ」と批判が相次いでいる。