香川真司 (Photo by PHOTO KISHIMOTO/PICSPORT)

写真拡大

25日深夜放送、TBS「東野幸治のナイモノネダリ」では、「スポーツ選手が欲しい、あの人のあのスキル」と題し、サッカー解説者・福田正博氏がマンチェスター・ユナイテッドFC・香川真司が持つ「両足で蹴れるスキル」を解説した。

「プロの選手って、みんな右も左も同じように（ボールを）扱えるって思ってるけど、利き足って絶対にあるんで。利き足でプレーする事が多いんですね」と切り出した福田氏は、「努力で補えないのか？」という質問に「それは小さい時にですよ。小学生くらいから（両足）同じようにトレーニングしていないと。例えば、右で小さいときからやってて、大人になってから左でトレーニングをしても、なかなか難しいんですよ、足の場合は。小学校の5、6年生までが技術的なことを習得できる重要な年代」と持論を展開した。

また、元日本代表でもある福田氏でさえ、「（利き足とは逆の足で）蹴るのは比較的僕もできたりするんですよ。左でボールを止めて左でボールをコントロールしながら左だけでプレーするっていうのを右利きの人がやれたりするんですけど少ない」と説明すると、香川の技術を「遜色なく右も左も扱える」と絶賛。実際に香川が3回のボールタッチを全て左足だけでプレーしているVTRが紹介されると、「簡単にやってると思うでしょ？ 左で（ボールを）止めたとしても、必ずあの3回のタッチのうちに（右利きなら）右足を絶対使います」と断言した。

すると、「あれを凄いと思わないヤツは大したヤツじゃない」とキッパリと言い切り、他のゲスト達を笑わせた福田氏は、香川について「いい選手でしたけどヨーロッパのビッグクラブでやるような選手になるとは思わなかった。なぜなれたかは絶対技術力です。それも右左両方使えるという技術力」と分析、そんな彼のスキルを「だってね、これがあったら沢山お金貰えたでしょ？ビッグクラブに行けたわけでしょ？色んなCM出れたわけですよ」と羨ましがった。