家具を配置した間取りは3Dで見ることができる

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「せっかく家建てたけど住みにくいわー」
ほんの数日前に先輩が、こうつぶやいていた。数カ月前は、都心部からすこし離れた郊外にマイホームを買ったと自慢気に話してきたのだが……。

「家を買うのは結婚と一緒で、勢いが大事」とはよく聞くが、まさにこの先輩も、勢いにまかせて建売住宅を買ったそうだ。将来のことも考えて、できるだけローンが返せる若いうちに……と購入を決めたそうだが、いざ家具を入れて住んでみると、住みづらくて仕方がないと嘆いている。

詳しく聞いてみると、
「手持ちのベッドが縦にも横にも入らない! 寝室が中途半端なサイズ感だった。結局ナナメにして入れているよ」
「ダイニングに大きめのテーブルを置いたら、ドアと柱の位置が微妙で通るたびに狭くてイライラする」
などという残念エピソードが次々と出てくる。その先輩は、4人がけのダイニングテーブルのせいで通路が狭くなるといって、その片一面を壁に押し付けているそうで、テーブルはもはや2人がけと化してしまったそうだ。

私もマンションを借りるときに、失敗したと思うことがあった。見学時の何もない部屋は、実際よりも広く見えるもので、家具を置いて生活するときのイメージがわきづらい。コンセントの位置を見落として、PC、テレビ、間接照明の配置がごちゃごちゃになったりもした。

家を買う、となったらなおさらその見落としは避けたいところだ。「損した!」という先輩みたいに、後悔しないものを買いたいとは思うが、なかなか自分の思い通りに行かないのが常と聞く。自分の思うとおりの間取りやデザインで、となると建築士や設計士の先生に頼まなくてはならないので敷居が高いし、その分予算も上げる必要がある。

そんなとき、「My Select BF-si」というオンラインツールがとっても便利だ。これは、自分の思い通りに家をカスタマイズできるweb上のサービスである。通常だと設計士に頼まないとできないような間取りのカスタマイズを、何度でも簡単に作ることができるのだ。

また、自分で作った間取りに家具を配置してみることもできる。家具を置いてみた上で再び間取りを再考できるなど、サイト上だと融通がきくので、自分の生活スタイルや家族構成に合った使いやすくて住みやすい部屋を手軽に設計することができる。見積もりも自動で算出してくれるので、予算と見比べながらのカスタマイズが可能。

さらに、作った間取りを"3D"で見られるのも大きなポイントだ。実際に部屋にいる様子を再現してくれるので、間取り図上で見ている分にはちょうど良く見えたが、実際見ると思ったより家具と家具が近すぎて狭かった、なんてことも3Dモードであれば簡単に把握することができる。

このサイトで作成した間取りや見積りをもとに、住友林業に相談をすることもでき、これから注文住宅を建てようと考えている人にとっては便利なサービスだ!

使いやすいマイホーム、自分の手で設計してみては?