2日間トップにいたがまたしても優勝を逃した服部真夕(撮影:ALBA)

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<スタンレーレディス 最終日◇13日◇東名カントリークラブ(6,540ヤード・パー72)>
 国内女子ツアー「スタンレーレディス」は最終日に“66”の猛チャージを見せたカン・スーヨン(韓国)が日本ツアー初優勝を達成した。
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 予選ラウンド2日間首位をキープして最終日を迎えた服部真夕は結局スコアを伸ばせずトータル8アンダーの4位タイ。「チャンスはあったのに取れないのが続いてしまって…パターが入らなかったことが流れを止めてしまった要因ですかね」と1日を振り返った。現在の自分については「まだまだ足りない」と分析した服部だが、「まだチャンスはあると思うので、腐らずにやっていきたい」と終盤の戦いに向けて気持ちを引き締めていた。
 服部と同じく最終組でプレーした横峯さくらはトータル9アンダーの2位タイで終戦。「パッティングが良くて、ショットも許せる範囲でしたけど、優勝するにはもう少しでしたね」とこの日のプレーを分析した。今大会は初日から体調不良を訴え、この日も「自分のプレーでいっぱいいっぱい」の状態だったようだ。しかしゴルフの調子自体は「悪くない」と話しており、「また来週ですね」と次の戦いを見据えていた。今大会終了時点で賞金ランクは2位に浮上、森田理香子との差も次第に縮まっているだけに逆転での女王戴冠も十分期待できるだろう。
 また今大会では中学生の松原由美がトータル4アンダーでベストアマチュア賞に輝いた。松原は先週の「日本女子オープン」でもローアマを獲得しており、2週連続でのローアマ獲得という快挙を達成。しかし松原の口から出てくるのは「キャディをしてくれたお兄ちゃんのおかげでもありますし、毎日送り迎えしてくれたお母さんのおかげでもあります」という家族に対する感謝の言葉だった。
 今大会最終日では賞金ランク3位につける佐伯三貴とツアー1勝の永井奈都とのラウンド。「お2人とも気さくに話してくれて、楽しいラウンドができました。それが今日のスコアに繋がったと思います」とこの日のプレーを振り返った。この2週間で得た経験を糧にさらなる飛躍を遂げてほしい。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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