コーヒーで脂肪を燃やす! 花王が10年かけて開発した「ヘルシアコーヒー」

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花王は4月4日に、「ヘルシア」シリーズから初めてのコーヒー「ヘルシアコーヒー」を発売する。

同商品は高濃度コーヒークロロゲン酸を含み、エネルギーとして脂肪を消費しやすくする効果が認められた、国内初の特定保健食品(トクホ)コーヒーとなる。

同社が10年かけて開発した「ヘルシアコーヒー」は、通常の約2.5倍の焙煎(ばいせん)コーヒー豆を使用。

コーヒー豆に含まれるポリフェノール、「コーヒークロロゲン酸」を270mgと約2倍に高めた。

また、独自開発したナノトラップ製法により、焙煎で生成される酸化成分(HHQ)を通常の50分の1にすることで、雑みのない後味を実現した。

同社は内臓脂肪型肥満の男女109人に、1日1杯(「ヘルシアコーヒー」1缶)を12週間飲用させたところ、体重が平均して1.5kg低減したという。

また、試飲期間で効果を比較したところ、4週間の段階では25%、8週間では51%、12週間では72%の人に低減が現れるなど、飲用期間が長くなるほど、効果が現れやすいことが分かった。

3月27日に都内で行われた商品発表会には、同社の澤田道隆社長と同商品のイメージキャラクターであるお笑いコンビ「パックンマックン」のパトリック・ハーランさんが登場。

澤田社長は、「成人男性の約半数がメタボリックシンドロームと言われている現代において、20、30代という早い段階から対策が必要。

コーヒーは茶と並ぶ世界の2大飲料であり、ビジネスパーソンにとっては日常に密着したドリンク。

いつものコーヒーを『ヘルシアコーヒー』に切り替えることで、生活習慣を見直すきっかけにしていただきたい」とコメントした。

「ヘルシアコーヒー」は無糖ブラックと微糖ミルクの2種類。

ともに185gでメーカー希望小売価格は149円(税込み)。

4月4日より、全国で発売となる。