ベンチャーが大切にすべきこと/小槻 博文
教師の知恵を持ち寄ることで教師が抱える悩みや課題を解決する「SENSEI NOTE(センセイノート)」。2012年秋に開催された起業チャレンジイベントStartup Weekend日本大会で優勝、世界大会でも上位入賞を果たすなど、正式スタート前にして各方面から期待を集めている同サービス。そこで今回は運営会社の株式会社LOUPEに話を聞いた。
<教師のためのインフラを創りたい>
教育の現場では、一人の教師がクラス担任、教科指導、部活顧問など複数の役割をこなすなど激務に追われ、その結果なかなか他の教師との情報交換が行うことが出来ず、属人的に業務を遂行したり、一人で問題を抱え込んでしまっていたりしているのが実情だ。そして最悪の場合はうつ病になってしまったり、退職してしまったりする教師もいる。
そこで教師間の情報共有や交流を促進するための仕組み、つまり教師が仕事をしていくうえでのインフラを創ろうということで、今春の正式オープンに向けて準備を進めているのが「SENSEI NOTE」だ。
具体的にはケーススタディの共有、教師間の交流、国内外の最新事例や文献資料の共有、参考書籍のレコメンドなどを考えているほか、またオンラインだけではなく、オフラインでの展開なども検討している。
代表の浅谷治希氏が初めて教育に関心を持ったのは高校時代にさかのぼる。毎日1冊本を読む友人に、なぜ本を読むのか聞いたところ「自分の好奇心を満たすため」という答えが返ってきたそうだ。その言葉に刺激されて、それ以来浅谷氏も自分の知的好奇心を満たそうと、様々な本を読むようになり、本を読みながらいろいろ考えることによって人格形成につながっていく、つまり“勉強”ではなく“学び”の重要性を実感することになる。そしてもっと“学び”の楽しさをより多くの人に知ってもらい、成長につなげてほしいと考えるようになり、教育に関心を持つようになっていった。
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<教師のためのインフラを創りたい>
そこで教師間の情報共有や交流を促進するための仕組み、つまり教師が仕事をしていくうえでのインフラを創ろうということで、今春の正式オープンに向けて準備を進めているのが「SENSEI NOTE」だ。
具体的にはケーススタディの共有、教師間の交流、国内外の最新事例や文献資料の共有、参考書籍のレコメンドなどを考えているほか、またオンラインだけではなく、オフラインでの展開なども検討している。
代表の浅谷治希氏が初めて教育に関心を持ったのは高校時代にさかのぼる。毎日1冊本を読む友人に、なぜ本を読むのか聞いたところ「自分の好奇心を満たすため」という答えが返ってきたそうだ。その言葉に刺激されて、それ以来浅谷氏も自分の知的好奇心を満たそうと、様々な本を読むようになり、本を読みながらいろいろ考えることによって人格形成につながっていく、つまり“勉強”ではなく“学び”の重要性を実感することになる。そしてもっと“学び”の楽しさをより多くの人に知ってもらい、成長につなげてほしいと考えるようになり、教育に関心を持つようになっていった。
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