5月18日から20日まで東京ビッグサイトで開催されいる「朝日 住まいづくりフェア2012」の初日に出かけてきました。


同フェアは日本最大級の住まいづくりの総合展示会で「注文住宅EXPO」や「ガレージングEXPO」など、複数のEXPOが同時開催されています。特に「ガレージングEXPO」では出展各社がガレージに関するさまざまな提案をしており、見ているだけでもイメージが膨らんでしまいます。


 


ガレージの中でも最近人気を呼んでいるのが、キットガレージです。読んで字のごとくキットになったガレージを自分の趣味やライフスタイルに合わせて自由に注文できるというもので、自らコツコツと組み立てることもできれば、すべてお任せすることもできます。



 グリーンベルは、こんなガレージが作りたいという要求を出せば、ドーム型ガレージ、洋風ガレージ、片流ガレージ、ガレージハウス、カスタムガレージなどの中から、イメージにピッタリのガレージを提案してくれます。しかも、間口の大きさ、奥行き、窓の取り付け、ドアの変更、床の材質なども自由が利きます。

これだけ自分の好きにできると高くつきそうに感じるのですが、中間マージンを大幅に省いているため、かなり安くできるそうです。


たとえば、1階が車庫、2階(ロフト)が16.5帖の部屋といった場合、キット納品なら159万円、キット+ハーフビルドなら217万円、キット+フルビルドなら253万円。これに基礎工事、電気工事、塗装工事などを足せばいいだけなので、意外と安くできることに驚かされます。ちなみに、ガレージだけでなく店舗などとして活用している人もいるそうです。



 ライゼは、都市型賃貸ガレージを展開してきましたが、1年前からキットガレージの発売にも乗り出しました。熱がこもりにくい片流れ屋根、自然なぬくもりが魅力の18mm厚天然木の壁、丸窓が印象的なドアなどが特徴で、8×6タイプ、7×6タイプ、6×5タイプ、4×5タイプがあります。

すべてのタイプにロフトがあり、「ロフト用のエアコンだけ付ければ、夏でも快適に過ごせますよ」とのことです。こちらも最大の8×6タイプで378万円、最小の4×5タイプで241.5万円と、意外とリーズナブルです。見た目は大きいのですが、人数がそろえば、ある程度は人力でも組み立てられるそうです。


趣味のガレージがある家に住むためには、まずはガレージ自体を建てなければなりませんが、リーズナブルな価格でクルマが置けるのはもちろんのこと、ロフトで人も寝られるガレージが建てられるのですから、土地さえあればガレージライフも夢ではなさそうです。



■朝日 住まいづくりフェア 2012|住宅設備・建材EXPO 2012
http://www.housingworld.jp/


■株式会社グリーンベル
http://www.green-bell.co.jp/


■株式会社ライゼ
http://www.reise-hobby.com/ 


(ジム加納)