先日、カロッツェリアの最新ナビは宇宙船みたいだとお伝えしました。


でも、そこまで高機能・高付加価値のカーナビまではいらない。ってゆうか、普段はそんなにカーナビは必要ない。でも、遠出したときだけ欲しい。という方に、最適な「カーナビ」がカロッツェリアから登場しました……といっても発売されたのは、カーナビじゃないです。



なんのことかというと、大雑把に言えばスマホアプリと組み合わせるとカーナビになるモニター&操作系ユニット「スマートフォンリンク/アプリユニット」が登場したんです。


カロッツェリアのスマホ用ナビアプリといえば、熱心なクリッカー読者なら“みさとん”こと柏木美里チャンが紹介しているコチラの記事をご記憶でしょう。


解説動画はこちら。


動画を見るにはこちら


そうなんです。今度のこの製品は、解説ビデオにあるナビクレイドルがさらに進化して、まるでカーナビ同様のカタチでダッシュボードにビルトインして、ナビアプリの画面をスマホに代わって表示させ、画面をタッチ操作でスマホ同様操作することができるわけです。



アプリも地図も、カロッツェリアの最新のものを使えるワケだし、日々アップデートされるグルメ情報、ガソリン価格情報、駐車場の満空情報なども、スマホナビならではの最新情報をリアルタイムに表示させることができ、そのまま目的地に設定できるのは、そこらの簡易ナビにはできないことです。





音楽はもちろん、さまざまなアプリがスマホよりも大きな画面で操作できます。




予想実勢価格は、テレビ、DVDプレイヤーが組み込まれたSPH-DA09で6万円程度、ラジオのみのSPH-DA05が4万円前後です。


アプリは無料版もあるものの、キッチリしたナビとして使用するには月額315円が必要です。


これが高いか安いか、シミュレーションしてみましょう。もし、SPH-DA09を6万円で買ったとして、月額315円をずーっと契約して5年使ったとしましょう。毎月315円を5年間払い続けると1万8900円。合計8万円弱で最新のカロッツェリアナビが使えるワケです。


しかも、遠出して使うときだけ有料版を契約して、普段は無料版を車載電子地図として使えばいいんです。テレビを買ったつもりで使った月だけプラス315円でナビになると考えたら、使い方としてとっても合ってる人、すごくいるんじゃないでしょうか。


別売りでバックカメラも接続でき、スマホの充電もできて、ハンズフリーも使用できる。高いナビまでは手がでないけど、せっかく買うならちゃんとしたのが欲しいし、すぐ古くなるのはイヤ、って考えるとスゴーく賢い選択に思えてくるのでした。


(小林和久)