2月1日から発売された三菱電機の「NR-MZ03」は、同社のメモリーナビの中でも価格、性能ともにライトな位置づけです。オープン価格ですが、現在の価格帯をネットで調べるとビックリ！　発売からわずか1か月半ほどで6万円を切るお店もありました。


こうなると、少し高額なPNDと価格面で競えてしまうワケですが、このメモリーナビの魅力を考えるとコストパフォーマンスの高さには驚かされます。


モニターは7型ワイドのVGAで、地デジはワンセグのみですが、DVDやCDへの対応はもちろん、Bluetoothを内蔵していますから楽曲再生やハンズフリー通話が可能です。


 


新たに「かんたん検索メニュー」を追加し、よく使う場所などを手軽に検索できるようになった。渋滞対策はFM VICSで対応する。8GBのフラッシュメモリーに24GB相当のデータを圧縮して搭載している


さらに、AVではiPod/iPhone、USBメモリーにも対応するのもPNDではなかなか難しいところです。また、PNDでも7型もありますが、クルマへのフィッティングの美しさや見やすさではこうした据え置き型ナビの方が上回るのは当然でしょう。スマホを使ったナビと比較しても、画面サイズや視認性にはメモリーナビに軍配が上がります。


ほかにも素早いスクロールや7バンドグラフィックイコライザーなど、PNDやスマホ・ナビではまだ一般的とはいえない性能や機能を有しているのもPNDを買うか、普通のナビを買うか迷っている人への判断材料になるかもしれません。


（塚田勝弘）


 



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