「日本再発見。」のサイト。

写真拡大

自分にぴったりの旅先を探してくれるサイト「TABITTER(たびったー)」が、TwitterやFacebookで話題になっている。

昨年12月21日にリリースされた「TABITTER」はTwitterやFacebookのつぶやきから、自分にぴったりの都道府県をおすすめしてくれるサイト。都道府県名に加え、おすすめの観光スポットなども教えてくれる。

さっそく私も試してみたところ、結果は「長崎県」。旅先候補としてはまったく考えていなかったが、不思議なもので、おすすめだといわれれば、なんだか急に興味が湧いてくる。あわせて表示されるハウステンボスや坂本竜馬スポットなどの観光情報までしっかりチェックしてしまった。しかもよくみると、この観光情報、すべてユーザーによる投稿で、ガイドブック等とはひと味違うディープな情報も多い。

実はこれ、「日本再発見。〜もう一度日本を見つけよう〜」というウェブサイトの1コンテンツ。同サイトは昨年7月、震災後、全国的に落ち込んでいた旅行需要を盛り上げるため、国内旅行振興キャンペーンの一環として、観光庁が開設したもの。「外国から友達が来たら、絶対案内したい場所」「ここに行くなら絶対、冬!」などテーマ別のおすすめスポット情報の投稿や閲覧ができ、TABITTERにもそれらの投稿が連動して表示される仕組みだ。

TABITTERでは、自分だけではなく友人への旅先のおすすめもチェック可能。もちろん、その結果はTwitterやFacebook経由で友人に教えることもできるので、旅に誘うきっかけにもなりそうだ。ときには、「えぇ、そこなの!?」なんて意外そうな反応が返ってくるかもしれないが、その意外性も楽しい。

実際にあそんでみた人が、その結果をTwitterなどで公表することで、利用者は急速に拡大中。
「ぜひ、TABITTERで楽しんだあとは、おすすめスポットの投稿もしてみてください」
と同サイトの担当者。投稿が増えれば、それだけTABITTERの結果もおもしろいものになる。3月2日までは投稿した人に抽選でプレゼントが当たるキャンペーンも実施中だ。

ちなみに「日本再発見。」のサイトもTABITTERも3月末までの期間限定なので、気になる人は早めにチェックを。一般ユーザーからの投稿のほかに、「47都道府県のよしもと住みます芸人」おすすめのスポットなどを紹介するスペシャルコンテンツもある。その時々のつぶやき状況で結果が変わるので、時間をおいて改めてチェックしてみるのもアリ。話のネタに、旅のきっかけに、いろんな楽しみ方ができそうです。
(古屋江美子)