手ごろなサイズとスポーツカーらしいルックス、そして何よりも貴重なハイブリットスポーツモデルとして人気を集めるCR−Z。低重心が生み出す軽快なハンドリングも大きな魅力となっていますが、スポーツ走行を前提にするには非力なパユーユニットが最大のネックとなっていました。
ところが最近になって「エコカーだって速さにこだわりたい」と、CR−Zチューンがヒートアップ。とくに西日本ではセントラルサーキットを中心にプロショップのデモカーによるタイムアタックが盛り上がりをみせています。



そのなかでも1分35秒1という突出したタイムを叩き出しているのがトップフューエル。スーパーチャージャーを追加した過給機チューンながら、Sタイヤではなくスポーツラジアルで樹立したタイムとしては驚異的。しかもタイムアタックを担当したプロドライバーの井入宏之選手が「足まわりなどのセットアップだけで33秒まではいける」とコメントするなど、まだまだ速くなる可能性が潜んでいます。



ちなみにエンジン本体はノーマルで、コンプレッサーはHKSのGTS7040を選び、ブースト圧は1.1kg/cm2といったところ。RVR純正改のインタークーラーを搭載し、インジェクターも大容量タイプに交換されていますが、排気系はほとんど手つかずという状態。今後、触媒をはじめ、フルエキゾーストが構築されれば、さらにタイムが更新されることは間違いない!



(正松本宏)


 




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