【Sports Watch】川島、複雑なチーム事情に「正直意味が分からない」
帰国後、28日には長谷部誠ら欧州組が中心となって実施した東日本大震災の被災地支援活動に参加したベルギー1部リーグのリールセに所属する川島永嗣。現在はイングランド・プレミアリーグのウェストブロミッジへの移籍話もある日本の守護神、その胸中は――。
フジテレビ「すぽると!」(24日深夜)では、リールセで1部残留を決め、チームMVPにも選ばれた川島が番組に心境を語った様子を放送した。
「今を振り返ってみると色々あったし、いっぱいすごいことが起きたと思います」と話すや、川島は開幕5連敗や一試合7失点、小さいスタジアムではボールボーイも居ないため、自分でボールを取りにいかなければならない試合もあった昨シーズンを振り返った。
残留争いでは、「もう葬式みたいなんですよ。ロッカールームが。みんな、今日も勝てないんじゃないかって。それこそ1点取られていたら誰も喋らないし、ロッカールームで。そういう中でも、チームメイトとコミュニケーションをとりながら、自分達なりに残留に向けて、こうしようっていう風にやっていたのが、僕にとってはすごい有意義だった。こっちって数字だけで評価しないで、ちゃんとプレーを見てくれる。その辺は多少救いでした」と語り、その一方では、複雑なチーム事情にも言及した。
ベルギーリーグでは、1部の16チームが3つのプレーオフに分けられる。1〜6位はリーグ優勝やCL出場権を懸けたもの。7〜14位はヨーロッパリーグ出場権を懸けたもの。15〜16位は残留争いだ。しかし、ヨーロッパリーグ参加に必要なUEFAクラブライセンス(収容人数や財務面等)が最低基準に達していないチームに加え、ヨーロッパリーグに出場すると休みがなくなる選手には出場を望んでいない者もいる。
「正直意味が分からない。このシステムが」という川島は、「プレーオフ期間はかなり難しかった。ヨーロッパリーグはうちのクラブにとって重要ではないみたいなことを言ってたりとか、味方が点決めた時も、“バカヤロー、またバカンスが遠くなるじゃないか”とか、そういう感じで言ってたりしますから」と困惑した様子で明かす。
また気になるウエストブロミッチからのオファーについては、「(ベルギーは)気にいってますね。街中でもスタジアムでも、サポーターに残ってくれ、残ってくれって言われると、選手としてはすごい嬉しいし、自分としても、こういうサポーターのためにプレーできたら幸せ」と語るも、「ヨーロッパという舞台で活躍すればするほど、例えば、自分が移籍しても、僕自身、ここでプレーしたことが誇りになるし、サポーターにとっても応援した甲斐があったと思う。そういう風に感じられるように、自分が活躍できるようにやっていければ。(次は)どこですかね。これから色々決まると思いますけど、まだ分からないです。確実に、また違う国でやれたらいいかなと思っている」を述べた。
フジテレビ「すぽると!」(24日深夜)では、リールセで1部残留を決め、チームMVPにも選ばれた川島が番組に心境を語った様子を放送した。
残留争いでは、「もう葬式みたいなんですよ。ロッカールームが。みんな、今日も勝てないんじゃないかって。それこそ1点取られていたら誰も喋らないし、ロッカールームで。そういう中でも、チームメイトとコミュニケーションをとりながら、自分達なりに残留に向けて、こうしようっていう風にやっていたのが、僕にとってはすごい有意義だった。こっちって数字だけで評価しないで、ちゃんとプレーを見てくれる。その辺は多少救いでした」と語り、その一方では、複雑なチーム事情にも言及した。
ベルギーリーグでは、1部の16チームが3つのプレーオフに分けられる。1〜6位はリーグ優勝やCL出場権を懸けたもの。7〜14位はヨーロッパリーグ出場権を懸けたもの。15〜16位は残留争いだ。しかし、ヨーロッパリーグ参加に必要なUEFAクラブライセンス(収容人数や財務面等)が最低基準に達していないチームに加え、ヨーロッパリーグに出場すると休みがなくなる選手には出場を望んでいない者もいる。
「正直意味が分からない。このシステムが」という川島は、「プレーオフ期間はかなり難しかった。ヨーロッパリーグはうちのクラブにとって重要ではないみたいなことを言ってたりとか、味方が点決めた時も、“バカヤロー、またバカンスが遠くなるじゃないか”とか、そういう感じで言ってたりしますから」と困惑した様子で明かす。
また気になるウエストブロミッチからのオファーについては、「(ベルギーは)気にいってますね。街中でもスタジアムでも、サポーターに残ってくれ、残ってくれって言われると、選手としてはすごい嬉しいし、自分としても、こういうサポーターのためにプレーできたら幸せ」と語るも、「ヨーロッパという舞台で活躍すればするほど、例えば、自分が移籍しても、僕自身、ここでプレーしたことが誇りになるし、サポーターにとっても応援した甲斐があったと思う。そういう風に感じられるように、自分が活躍できるようにやっていければ。(次は)どこですかね。これから色々決まると思いますけど、まだ分からないです。確実に、また違う国でやれたらいいかなと思っている」を述べた。