【ニコニコ動画】話題のゲーム「エルシャダイ」の音楽を手がける甲田雅人氏がニコ生で製作の裏話を披露

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4月21日、ニコニコ生放送番組「電波研究社〜アニメ・ゲーム・アニソン〜」に、PS3/XBOX360用ゲームソフト「El Shaddai - エルシャダイ -」のディレクター竹安佐和記氏、コンポーザーの甲田雅人氏、そしてスクウェア・エニックスの広報・小田健太郎氏が姿を見せ、ゲームソフトに先駆けて発売となる「エルシャダイ・オリジナルサウンドトラック」のPRを行った。

また番組後半にはNHK総合テレビにて全10話が一挙に放送される話題のアニメ「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(通称“もしドラ”)のEDテーマ「大好きだよ」でデビューする中学生シンガーmomoが姿を見せ、スタジオで生歌を披露した。


電波研究社は、ラジオパーソナリティなどで活躍中の鷲崎健とアーティストのMay'nがMCを務める情報番組。ニコニコ生放送で毎週木曜日20時から放送されており、ゲストに声優やクリエイターなどを迎えて、アニメ、ゲーム、アニソンの最新情報を紹介している。


まず番組に姿を見せたのは、2010年のネット流行語大賞にも輝いた「そんな装備で大丈夫か?」「大丈夫だ、問題ない。」を生み出した話題のゲーム「El Shaddai - エルシャダイ -」に関わっているスタッフ陣。

4月28日に発売となる本作についてディレクターの竹安氏は「2Dと3Dを両方使ったアクションゲーム。説明書を読まなくてもできるくらい簡単だけど、難しくしようとすればできるし、スルメのようにいくらでもダシが出る作品」と解説し、ネットでのPVの流行については「開発しているときはみんな眉間にしわを寄せて作っていたから笑いとかはぜんぜんなかった。この流行には感謝している」と笑顔でコメントした。



そのエルシャダイの音楽を手がけたのは、人気コンポーザーの甲田雅人氏。氏は「エルシャダイの世界は白のイメージだけど、びっくりするくらい色々な要素が出てくるので、それに合わせて様々な楽器を使ってBGMを製作した」と述べ、また苦労した点として「普通はゲームの素材を見せてもらった段階でどんなゲームになるか想像できるが、エルシャダイはできなかった。世界観を象徴するメインテーマはチェックが厳しくてなかなかOKが出なかった」というエピソードを明かした。



番組では、そんな苦労の末に生み出された「エルシャダイのテーマ」のスタジオ生演奏が甲田氏によって行われ、荘厳なメロディーに聴き入った視聴者からは「これは本当にすごい曲だよな」「こうやって聞くとまた違う良さがあるな」といったコメントが寄せられていた。



そして、番組後半には、アニメ「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」のEDテーマ「大好きだよ」でデビューする中学生シンガーmomoが登場した。


北海道出身のmomoは、番組恒例の一問一答の中で、現在練習中だというものまねを披露。「マリオのジャンプの音」や「黒柳徹子」「渡部陽一」といった持ちネタでスタジオと視聴者を爆笑させたmomoには、「物怖じしないのはすごいなw」「ジャンプの音いいじゃんw」といったコメントが多数寄せられていた。

また、momoは歌手としての先輩であるMay'nに「どうしたらステージで大きなパフォーマンスができますか?」と質問。これにMay'nは「鏡を見ながら練習するとき、ライブを想定して動きをイメージしながら練習する」と具体的なアドバイスを返していた。


さらにmomoはスタジオで今回のデビュー曲である「大好きだよ」をアカペラで披露。中学生らしい可愛い話し声とはがらりと変わった大人びた歌声と、マイクなしでも響き渡るほどの声量に、鷲崎やMay'n、そして視聴者も驚きを隠せない様子だった。


(敬称略)
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