26日深夜放送、TBS「S1」では、紆余曲折を経て、4月12日のセ・パ同時開幕が決まったプロ野球界について、野球解説者・野村克也氏がコメントを述べた。

「我々が現役の時から、セとパがいがみ合うといったら言い方が悪いんですけど、そんな感じがしてたんですよ。日本シリーズとかオールスターとか、リーグを代表しているものはむき出しにしてやればいいので、試合を離れたら両リーグとも手を取り合っていい方向に進むという、そういう風にプロ野球はあって貰いたい」と語る野村氏。

また、「組織というのは、ピラミッドっていうのが理想なんですから、トップがしっかりしてれば、少年野球、高校野球は始まってますけど、そういう底辺まで意思が通っているという、そういう組織を作り上げて貰いたい。特にプロ野球のコミッショナーはもっと権限を持ってほしい。足りない気がしますよ。選手の意見を聞いてとかなんとかって、コミッショナーなんだから、自分で“こうせいああせい”でいいと思うんですけどね」と訴える野村氏だった。