【斉藤アナスイの本棚】あの「パンチラ漫画」を忘れない〜少年マガジン編〜

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人のふんどしで相撲をとり続けることに定評のある「斉藤アナスイの本棚」。本日は、「あのパンチラマンガを忘れない」のコーナーをお送りします。色々とお世話になったあの頃。大人になった今だからこそ、少しでもその恩返しができたらな、と。前回の少年ジャンプに続き、今回は少年マガジン編。マガジンは頑張ってる!マガジンはパンチラ頑張ってる!

『ラブひな』『魔法先生ネギま!』(ラブひな)赤松健/全14巻/少年マガジン
(ネギま!)赤松健/連載中(〜31巻)/少年マガジン


「マガジン」で「パンチラ」と聞くと、やはりこの2作品が頭に浮かぶ方も多いのではないでしょうか。どちらもゆるりとしたパンチラが拝める、赤松先生の代表作です。

まずは『ラブひな』。主人公の浦島景太郎が、女子寮ひなた荘の管理人になるというお話。いいですね、周りは当然女子ばかり。このひなた荘の住人たちが、パンチラやら入浴シーンやらを拝ませてくれる、と、そういうわけです。

続いて『魔法先生ネギま!』。主人公の魔法使いネギが、女子中学校の担任になるというお話。いいですね、周りは当然女子ばかり。この中学校の生徒たちが、パンチラやら入浴シーンやらを拝ませてくれる、と、そういうわけです。

「パンチラマンガ」としてどちらが優れているかは難しいところです(ここではストーリーなどは一切考慮しません)。愛着のあるキャラのパンチラが好きなら『ラブひな』、とにかく色んなキャラのパンチラが見たいなら『ネギま!』でしょうか。でもやっぱり、よく知ってるキャラがパンチラする『ラブひな』かなぁ。でもでも『ネギま!』のめったにパンチラしないキャラがパンチラしたときの喜びも捨てがたい…。さっきから僕は何を言ってるんでしょうか

これは余談ですが、過去に友達に『ラブひな』を貸りたら、マジックで乳首が描きたされていたことがありました。今後の友情を考えてあえて何も言いませんでしたが、皆さんはそんなことのないように気をつけてください。

『涼風』瀬尾公治/全18巻/少年マガジン

とあるきっかけで「スーパー銭湯兼レディースマンション」に下宿することになった主人公・大和。本来なら男子禁制のところですが、叔母さんの紹介ということで許されます。いいですね、まず設定からして香ばしい。マンガで「下宿」ときたら、何か起こらないわけないですからね。というわけで住人(もちろん女の子です)のパンチラはもちろん、銭湯のお客さん(もちろん女の子です)の裸も出し惜しみなし。僕が小さい頃通っていた近所の銭湯は、中日ドラゴンズのヘルメットを被ったおばあさんがスクーターで乗り付けるような所だったので、羨ましい限りです。

数少ない男性の登場人物も、今まで付き合った子の「パンチラ思い出写真(メモリーズフォトグラフ)」を宝物にしているハットリなど、なかなかグッドな味付け。でもこうゆうキャラって大事ですよね。いるといないとでは、お色気シーンの安定感が違う。ハットリ君も、あの御大・『I"s』(少年ジャンプ)の寺谷を彷彿とさせるものがあります。ただこの『涼風』、アニメ版になると、裸はおろかパンチラまで制御されてしまうので、その点は要注意ですね。

『BOYS BE…』原作イタバシマサヒロ、作画玉越博幸/全32巻/少年マガジン

さぁ来ました、我らが恋愛白書『BOYS BE…』。1話完結のオムニバス方式という引き出しの多さ、可愛らしい作画…。などなど多くの魅力を持つ本作ですが、最大の見どころはなんといっても最終巻。なんとこのマンガ、今までに出てきたパンチラの回数を教えてくれる、というめっぽう親切な最終回を迎えます。結果、パンチラは全254話中60回。割合にすると23.6%だそうです。この姿勢、パンチラマンガの鏡と言っても過言ではないでしょう。パンチラをした子がちゃんと顔を赤らめるあたりも、なかなかの高ポイントですね。だから僕は何を言ってるんでしょうか。

ちなみに胸ムニュは54回(21.3%)。ブラチラは33回(13.0%)になるそう。多いか少ないかは別として、それを作者がわざわざ数えてくれた(想像ですが)と思うと胸が熱くなりますね!「胸ムニュ1回…胸ムニュ2回…」といった感じなんでしょうか。いや胸ムニュて。何そのなんか口に出すと変になる感じ。

長年人気を獲得してきたこのマンガ。『BOYS BE… 2nd Season』『BOYS BE… L CO-OP』と続き、現在もマガジンSPECIALにて『BOYS BE… next season』の連載が続いています。これからも少年たちに夢とか希望とかアレとかを与え続けて欲しいものです。


文字の制限上、今回紹介できるのはここまで。『エア・ギア』(大暮維人)など、まだまだマガジンの素敵なパンチラマンガは残っているのですが、それはまた次回ということでよろしくお願いいたします。

(テキスト&イラスト 斉藤アナスイ)






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