どんな子どもでも一度や二度は学校で先生にこっぴどく叱られるような問題を起こすことがあると思う。そんな時、父親はどんな説教をすれば良いのだろうか? 今回は子どもが十分反省しているソフトな事例から。


うちの息子が、学校の学童で問題を起こしたことがあった。

小学校2年生の私の息子は、小学校1年生の子ども達と遊
んでいて、小学校1年生の子どもの一人をからかっていた
のだそうだ。面白そうだったので、そのままそのからかい
に参加した。

からかわれた子どもが、親に言って、学校にクレームを上
げ、うちの息子の名前も挙がった。家内の要請で、親父で
ある私が登場して、お説教をすることになった。


お説教はこんな会話で進んだ。


  お父さん:なんか問題があったんだって?

   A君 :え〜?・・・。

  お父さん:学童で問題があったんだって?

   A君 :うん。・・・・。

  お父さん:何があったかお父さんに報告してみようぜ。

   A君 :小学校1年生をみんなでからかった。

  お父さん:そうなんだ。どうして小学校1年生をからかったの?

   A君 :面白そうだったから。

  お父さん:Aは、面白そうなら何でもやっちゃうんだ?

   A君 :え〜?・・・。

  お父さん:みんながやってたって、小学校1年生の年下の子を
       いじめちゃいけないように思うけど、どう思う? 
       Aは?

   A君 :えっ?

  お父さん:格好悪いな。弱いものいじめは。
       Aが、弱いものを守ってやろうぜ!
       いつもお父さんが、言ってるじゃないか。弱いもの
       を守ってあげなくちゃいけないって!

   A君 :え〜・・・。

  お父さん:頑張ろうぜ! 
       Aが、困っている人を見たら助けてあげられるように。
 
  A君 :うん。・・・。

  お父さん:もうしないようにしろよ。

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