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 ◇W杯北中米大会決勝トーナメント1回戦 カナダ 1―0 南アフリカ(2026年6月28日 ロサンゼルス)

 FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会は28日(日本時間29日)、決勝トーナメント(T)1回戦がスタートし、共催国カナダが南アフリカを1―0で破り、初のベスト16入りを決めた。

 初めて決勝Tへ駒を進めたチーム同士の対戦は、立ち上がりからタイトな展開が続いた。前半終了間際、カナダは左CKからゴール前で立て続けにシュートを放ったが、南アフリカはGKウィリアムズ(マメロディ・サンダウンズ)を中心にはね返す粘りを見せ、0―0で折り返した。

 後半にも惜しいチャンスがあったカナダは30分、ケガの影響でここまで起用を見送ってきたDFデービス(Bミュンヘン)を投入。スコアレスのまま延長戦かと思われたアディショナルタイムの47分、右クロスがはじき返されたところをMFエウスタキオ(ポルト)が胸トラップから右ボレーでゴール左隅へ。試合会場に近いロサンゼルスFCへ今季レンタル移籍したキャプテンが、土壇場の決勝弾でチームを2回戦へ導いた。

 ハーフタイムには審判と言い争う場面もあったマーシュ監督は、試合後の円陣で「君たちはカナダの英雄だ」と称賛した。カナダは1次リーグB組を2位通過。1位なら決勝T1、2回戦の会場は地元バンクーバーだったが、ロサンゼルスで行われたこの日もサポーターが大勢駆けつけた。決勝T2回戦ではオランダ―モロッコの勝者と対戦する。

 ▼エウスタキオ シュートを打った時、みんなも一緒に打ってくれたように感じた。みんなが少しずつ力を込めてくれて、ボールがネットに吸い込まれた。本当にうれしい。