名門バイエルン・ミュンヘンの会長フランツ・ベッケンバウアーがイタリア代表FWルカ・トニ(フィオレンティーナ)の獲得に本腰を入れている。4日付のガゼッタ・デッロ・スポルト紙のインタビューに応じた元祖“皇帝”ベッケンバウアーは「ゴールを保障できる選手」と太鼓判を押し、トニを今夏移籍市場での獲得候補筆頭に挙げた。

現役時代にはバロンドール賞に輝くなど、常にドイツサッカー界をリードしてきた大御所は続けて「トニはゴールを保障できる選手であり、チームを常に救ってくれる特別なタイプ。バイエルンが常勝軍団に戻るためにも、新鮮な血が必要だ。トニはバイエルンにとって理想の選手であり、彼と共に未来を切り開く」と絶賛し、名門復活に向けて”イタリアの大砲”獲得を宣言している。

佐藤 貴洋